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  • ダークサイドに落ちる男のメカニズムを脳内物質を引用しながら科学的に解説してみる

    ダークサイドに落ちて赤いライトセイバーを握る

    おはようございます。

    mikioです。どうも。

    最近、なぜか人間のダークサイドについて考えることが多いです。

    たぶん邦画の【いぬやしき】を見たせいでしょう。

    佐藤健(敬称略)演じる高校生、獅子神 皓ししがみ ひろの、闇へ落ちていく転落っぷりに共感できてしまうのは、彼がただのサイコパス野郎じゃないからです。

    優しい一面を持ってるからです。

    そこに、獅子神 皓ししがみ ひろのキャラクターとしての魅力があると思ってます。

    その辺に関しては、以下に音声として記録してあるので、時間があれば聞いてみてください。

    ※妻と子供が寝静まった時間帯にしか録音できる時間がなくて、いつも以上にボソボソ喋ってます。

    しかも録音がうまくいかなくて、途中で切れちゃってます。聞きづらかったら、ごめんね。

    なぜ10代の少年は【怒り・憎しみ】に支配されやすいのか?その理由はテストステロンにあり

    さて、なんで彼らのような男達が、ダークサイドへと落ちるような不安定さを抱えているのか?

    なぜ、共通して10代の青少年なのか?

    これは科学的な根拠を持って、説明できてしまいます。

    結論から言うと、【テストステロン】という男性ホルモンに、一因があります。

    そもそも男の子ってのは、胎児の時にテストステロンが大量に分泌されるようになってます。

    そして、10歳前後〜17歳前後にかけて、再度、テストステロンが大量に分泌される時期があるのです。

    この辺から、声変わりとか、単独行動を好むようになったりします。

    男性ホルモンとか言われるくらいですから、このテストステロンという脳内物質は、攻撃性とリンクしています。

    生き物として、オスという性別が、自分の身内を外敵から守る役割を果たしてきた歴史を鑑みると、テストステロンの分泌は、自然な成り行きだと言えますよね。

    闘わないと、身内が傷付くことになりますから。

    で、そんな感じで人体の構造は変わらないまま、文明は著しく発展を遂げていて、価値観なんて常に変わり続けている状況です。

    そうすると、男の体の発達過程と、社会通念上の圧力同士に折り合いがつかなくなって、体と常識が乖離します。

    アンパンマンにすら、「子供に暴力を助長するアニメだ」とか、批判する人が居るような世の中ですよ。

    そんなもん、欺瞞でしかないのに。

    参照記事:アンパンチ論争から人間の暴力性について紐解いてみる

    青少年は、次第に自分の内部から肥大化してくる、攻撃性に気付くことになります。

    それに関しては、嫌悪感を抱く人から、すんなり受け入れられる人まで、様々ですけど。

    いずれにしろ、「優しいことが美徳である」という、世間から押しつけられた価値観との狭間で、青少年は、ますますイライラする訳ですよ。

    しかも、10代ってのは比較的、脳の前頭全野が未発達な状態にあることから、感情の制御が利かなくなる瞬間が多くなる訳です。

    ちなみに、前頭前野が最も成熟する時期ってのは、30〜60代の頃だそうです。

     

    このことから、優しい一面を持っていた青少年が、些細なキッカケ1つでダークサイドに引っ張られてしまうのは、何も不思議なことではないんですよ。

    恋人を失うことの恐れから、ボタンの掛け違い1つで、憎悪に支配されてしまったアナキンのように。

    つまり、少年は誰しも、ダースベイダーになり得る素質を持ってるのです。

    愛ゆえに増大する憎しみはオキシトシンにも理由がある

    ダークサイドに落ちて暴走する少年は、怒りを原動力にして反撃に出ます。

    あくまで反撃なんですよ。

    なんの理由もなく、突発的に怒りの感情が湧いてくる。

    なんてことは、まず無い筈です。

    キッカケとなる何かがなきゃ、無闇やたらと怒れやしないでしょう。

    それは、例えるなら

    • 16号の顔をセルに踏み潰された時の、孫悟飯のように。(ドラゴンボール)
    • 一郎彦の手によって、後ろから剣で熊鉄が刺された時の、九太のように。(バケモノの子)

    愛ゆえに、それを脅かしたヤツを「殺す」という破壊衝動が生まれる訳です。

    タモリ(敬称略)の言う「戦争がなくならない理由」が、まさにコレ。


    「戦争がなんで終わらないか考えたことあるか?」って。

    「いや、ないっすね。なんでなんですか?」って聞いたら、「愛があるからだ」って言うんですよね。

    その心は、恋人がレイプされたら犯人に仕返ししたくなるだろう、と。

    大切なものが壊されたら、大切なものを壊した相手を恨むだろう、と。

    そこに愛さえなければ、恋人のことを大切だと想っていなければ、

    レイプ犯にやり返しに行かないし、壊した相手を恨むこともない。

    ラブアンドピースっていうのは矛盾していて、ラブさえなければ、基本ピースで、戦争なんて存在しない。

    植物がそうじゃないか。って。

    植物の世界にあるのは、生命が自然環境によって淘汰される世界だ。と。

    植物はだって戦争なんかしないじゃないか。

    でもそれはそれでなぁ。

    僕らは感情があるから、感情がある以上、愛がある。

    愛がある以上、戦争はなくならない。

    これはむずかしい問題だぜ、西野。さぁどうする?

    出典:タモリが語った戦争がなくならない理由/西野亮廣

    で、これも【オキシトシン】という脳内物質を用いると、説明がつくんですよね。

    オキシトシンのダークサイドによって起こる外集団バイアス

    オキシトシンってのは、別名、愛情ホルモンとも呼ばれています。

    愛情とか言うくらいだから、なにやら良い事にのみ作用すると思いがちです。

    でも実際は、そうでもない。

    オキシトシンによって、愛情とか、親近感といった感情が高まるのと同様に、憎しみのような、ダークサイドへといざなう感情も高まってしまうのです。

    それこそ、オキシトシンにもダークサイドがあるのです。

    この辺は、以下の一文でしっくりきました。

    別に他人のしたことであれば、不倫しようが何をしようが「男だったらしょうがないよ」と思い、女性が不倫していたら「寂しかったんだね」と思うことはあるけれど、自分のパートナーだから「許せない!」という気持ちになるのと同じです。

    その「許せない!」という気持ちの原因が、愛情ホルモンのオキシトシンなのです。

    出典:キレる!/中野信子

    [itemlink post_id=”13822″]

    これって、まさに夫婦関係にも該当するなぁと思いました。

    好きだからこそ、その感情は憎しみにも転化する可能性がある。

    参照記事:BUMP OF CHICKENのリボンに学ぶ!【離婚したい】って1度でも思った人が読む記事

    参照記事:【会話が苦手な内向型人間のあなたへ】夫婦関係は話ができないと話にならない

    よく、インディーズ時代から追っかけていたバンドがメジャーデビューした時に、「遠くへ行ってしまった」的な感覚を抱くのも、オキシトシンの影響なのかもね。

    確かに、あらゆるコミュニティにも、「この仲間は認めるけど、異質なものの存在は認めない」っていう圧力が働く感じって、心当たりありません?

    そして、この原理を上手いこと利用したのが、ヒトラーなんじゃないかな。

    アーリア人というコミュニティに一体感を持たせる為に、ユダヤ人という仮想敵を作った。

    漫画で読破【わが闘争】のヒトラー

    出典:わが闘争 (まんがで読破)

    [itemlink post_id=”13831″]

    オキシトシンにはテストステロンを抑える効果がある

    ちなみに、【子供の「脳」は肌にある】という本でも述べられていましたが、オキシトシンとスキンシップは密接な関係にあります。

    [itemlink post_id=”13134″]

    参照記事:【子供の「脳」は肌にある】を読んで学んだスキンシップの心理的効果

    柔らかいものとか、ふわふわしたものを触ってるだけで、オキシトシンが増えるのです。

    例えば、肌触りのいい肌着と、そうでない肌着を着た状態でオキシトシンの量を比較したら、肌触りのいい肌着を来た状態の方が、オキシトシンの量が増えたっていう実験結果もあります。

    オキシトシンには、テストステロンを抑える効果もあるし、前頭前野が育つように働きかける役目もあります。

    つまり、つまりですよ。

    何が言いたいかっていうと、闇落ちしそうになっている男にとって、【おっぱいの柔らかさこそが、心を救う】っていう話です。

    いや、ふざけてませんからね。

    俺はいたって本気ですからね。

    「ちょっ…!痛っ!誰だー!!石投げたヤツー!!」

    はい、といった結論で、この記事は締めさせていただきます。

    ジェダイの力は、フォースから導かれる。

    暗黒面に気をつけろ。

    怒り恐れ破壊

    フォースの暗黒面は、そこから生まれる。

    瞬く間にそれはお前を虜にし、一度暗い道に入り込んだが最後、永久にお前の運命を決定することになる。

    ちょうど、オビワンの弟子がそうであったようにの。

    出典:STAR WARSエピソード5(帝国の逆襲)/ヨーダ

  • Soundcore Liberty 2 Proは低音好きリスナーの最適解!聴いててロックバンドの色気が増すワイヤレスイヤホンだった

    Soundcore Liberty 2 Proのケース

    おはようございます。

    自称、低音ジャンキーことmikioです。どうも。

    以下の記事にて、宣言をした通り

    参照記事:【第2世代】Soundcore Liberty Neo(ブルーケース)とZolo Libertyの比較レビュー

    Ankerのワイヤレスイヤホンで、フラグシップモデル。

    Soundcore Liberty 2 Pro】を、ついに購入しました。

    今回は、そのレビューといきますぜー。

    [itemlink post_id=”12740″]

    さて、この記事では、低音ジャンキーの人間が、【Soundcore Liberty 2 Pro】を使ったら、どんだけ喜ぶのか。

    その検証をしていきます。

    結論から言うと、こういう感じのギターの6弦目を駆使したリフが好きな人には、オススメのワイヤレスイヤホンです。

    キレッキレに聴こえます。

    もしロック好きな人で、何にするか迷ったり、探したりするくらいなら、いっそ【Soundcore Liberty 2 Pro】買っちゃった方がコスパいいですよ。

    逆に、ロック聴かない人にとっては、微妙かも。

    「低音うるせぇ」っていう感想の方が、一般的かも。

    【結論】暴力的な低音がほしいならSoundcore Liberty 2 Pro買え

    なんだかんだで、ワイヤレスイヤホンを4つ保有することになってしまいました。

    サイズ感を比較すると、以下の通り。

    • Soundcore Liberty 2 Proと
    • 【第2世代】Soundcore Liberty Neo(ブルーケース)
    • AVIOT【TE-D01g】
    • Zolo Liberty

    Soundcore Liberty 2 Proと【第2世代】Soundcore Liberty Neo(ブルーケース)とZolo LibertyとAVIOT【TE-D01g】のサイズ感を比較

    Anker製品ばっかり。

    でもこれで一旦、自分に合ったワイヤレスイヤホンを探して徘徊はいかいしてた日々にも、決着が着いた感じです。

    フラグシップモデルなだけあって、【Soundcore Liberty 2 Pro】の低音のド迫力っぷりは、僕の期待に応えてくれました。

    これで晴れて、Zolo Libertyから、【Soundcore Liberty 2 Pro】へと、低音が強いワイヤレスイヤホンの試金石がアプデートされたわけです。

    もういいです。

    しばらくは、ずっとコイツと、音楽・音声ライフを共にします。

    「じゃあ、他のメーカーはどうかしら?」なんてやってたら、キリがないですからね。

    興味はあるけど、そんなことに金使うなら、本を買いたい。

    Soundcore Liberty 2 Proはスライド式のケースデザインが小気味いい

    Soundcore Liberty 2 Proの開封と付属品

    【Soundcore Liberty 2 Pro】は、ケースが秀逸なんですよ。

    ケースの形が丸っこくて、マットな手触り。

    とにかく、さわりたくなるんです。

    テカテカしてない分、スマホの画面みたいに手垢が残らないですしね。

    で、【Soundcore Liberty 2 Pro】最大の特徴は、なんといっても、フタが横にスライドするっていうデザインです。

    月並みなデザインだと、ヒンジ側を軸に、パカっと開くタイプのものが大半です。

    でも【Soundcore Liberty 2 Pro】のケースは、スライスされてます。

    なんだろう、ジッポのフタを「チキン☆」ってする時のような小気味よさがあるんですよね。

    この感触はクセになります。無駄に開けたり閉めたりしてしまう。

    これに関しては、スライドさせてる時の僕のドヤ顔、すごいことになってると思う。

    たぶん、仮面ライダーゼロワンのプログライズキーを開く時のアルトみたいに、勇ましい顔になってる筈。

    【Soundcore Liberty 2 Pro】の装着感と耳の見た目をレビュー

    【Soundcore Liberty 2 Pro】のドライバーサイズって11mmもあるんですよ。

    月並みなワイヤレスイヤホンのドライバーサイズって、概ね、6mm前後だったりします。

    その分、イヤホンサイズもコンパクトにもなりますから、それはメリットになりますけどね。

    僕の嫌いなイヤホン、AVIOT【TE-D01g】のドライバーサイズは6mmですから、【Soundcore Liberty 2 Pro】は、ほぼ倍の大きさになりますね。

    関連記事:ワイヤレスイヤホンAVIOT【TE-D01g】を辛口レビューする

    ドライバーサイズが大きくなると何がいいかって、低音の音質が上がるってことに繋がってくるんですよ。

    ここ、超重要ですよね。

    で、ドライバーがデカい分、耳から少しハミ出るんだけど、そんなのは許容範囲です。

    耳からうどんほどじゃあないです。

    僕はあの、AirPods系の耳からニョンってなってるデザインが好きではないので、はみ出る範囲としては、このくらいが限界かな。

    でも、想像してたよりは、コンパクトなイメージですね。

    もっとゴツい感じなのかなーと思ってました。

    ワイヤレスイヤホンの形のせいで収納しにくい&取り出しにくい

    ワイヤレスイヤホン(Soundcore Liberty 2 Pro)の本体の形

    イヤホン自体の形態は、なんだろう、エビのような形をしています。

    甲殻類っぽいフォルム。

    通常のワイヤレスイヤホンに比べると、サイズが大きいので、収納の仕方もスマートっぽく見えてブサイク。

    取り出しにくいし、しまいにくい。

    慣れるまでは、うまく収納できずにガチャガチャクルクルすると思う。

    調べてたら、イヤーウィングをつまむのが最適解っぽいけど、なんかしっくりこない。

    今は、イヤホンのクボミの部分に指を突っ込んで掻き出す。っていう、取り出し方に落ち着いています。

    まぁいいんですよ。どうせ慣れますから。

    本質的な問題は音質の方にあるし、スライドタイプのケースデザインが、とにかく痛快ですからね。

    まだ床に落としてはいないけども、スライド式だと、うっかり落としてしまった時に、中身のイヤホンが飛び散らなくて済むんじゃないかなぁと、期待しています。

    バッテリーインジケーターの表示方法がボタン式の仕様になってる

    ワイヤレスイヤホン(Soundcore Liberty 2 Proのバッテリーインジケーターボタン

    USB-Cのコネクタ横に、ポツンとボタンがあります。

    このボタンを押すと、バッテリーのインジケーターが光ります。

    今までのAnker製品だと、フタを開いた時とか、振動した時とかにインジケーターが光る仕様だったんですよね。

    ボタンを押せばバッテリー残量が直感的にわかるのは、便利っちゃあ便利です。

    ただ、フタをスライドさせてもインジケーターは光るので、まぁ、あってもなくてもいいボタンではありますね。

    Soundcoreアプリを使えば好みの低音にカスタマイズできる

    はじめ、デフォルトで音楽を聴いてると、低音に関して「ん?大したことないじゃん…」っていう印象でした。

    でもこれが、イコライザーのアプリを使ってカスタマイズすると、好みの低音が聴こえてきます。

    アプリでは、色々できることがあって、ボタンの操作設定を変更できたり。

    あと、HearIDっていう、音域を個人最適にしてくれる機能もあります。

    健康診断の聴覚検査みたいなことをすると、それぞれの聴覚特性に沿った音域を、あつらえてくれるんですよね。

    僕は結局、使ってはいないけども。

    或いは、イコライザーとして、自分で波形をいじるタイプのものから、プリセット型で選択できるものまで揃っています。

    中でも、プロフェッショナルっていう、グラミー受賞プロデューサーのプリセットがあるんですよ。

    僕の1番のお気に入りは、Cole M.G.Nって人のプリセット。

    低音域の空間が、ボワーって広がってる感じが好きです。

    うん。これでいいやって感じ。

    Soundcore Liberty 2 Proはワイヤレス充電Qi(チー)に対応

    Soundcore Liberty 2 Proは、ワイヤレス充電のQi(充電式電子機器の無接点充電互換性に関する国際規格)に対応しています。

    なんとなく「キィイ?」って呼んでたけど、「チー」って読むんだそうな。

    僕はワイヤレス充電器を持ってないけど、通常のコネクタにぶっ刺すタイプの方が充電速度は速いって言うし。

    焦って購入する必要も無いかなと、思っとります。

    iPhone XRも、Qiに対応しているから、買ってみてもいいかなとは思うけども。

    ロックバンド本来の迫力をSoundcore Liberty 2 Proで耳に届けろ

    最近、ペリカンファンクラブっていうバンドにハマっています。

    シューゲイザーとか、ドリームポップとかが持ってる、幻想的な雰囲気を踏襲してるんですよね。

    Galileo GalileiとかTHE NOVEMBERが好きな人は、吸い込まれると思う。

    参照記事:美しい一撃を放つ日本のバンド【THE NOVEMBERS】の音楽と哲学

    この曲の、ギターとドラムが捌けて、ベースとボーカルだけになるポイントが最高なんですわ。

    「古い頭は 幻か 幻か 事件か 事件か 幻か か か」って歌いながら、そこからの一人多重バッキング・ボーカルによって、両足が宙に浮いていくような感覚を味わうことになるのよ。

    なんなの、このバンド。最高かよ。

    で、これを【Soundcore Liberty 2 Pro】で聴いてると、より、トリップ感が増します。

    そんな訳で、ロック好きな人には是非。なワイヤレスイヤホンのレビューでした。

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  • the pillowsは「ずっと待ってる」鍵だらけの部屋にこもった少年時代の【キミ】のことを

    the pillowsのバスターくんステッカー

    おはようございます。mikioです。どうも。

    僕には、BUMP OF CHICKENに並び、中学時代から好きなバンドがいます。

    それが、2019年に結成30周年という節目を迎えた重鎮バンド、【 the pillows】です。

    最近だと、CMで女性ボーカリストのUruにカバーされてて、Funny Bunnyが脚光を浴びてましたね。

    アクエリアスのCMで流れるUruのFunny Bunny

    いや、まぁFunny Bunnyは確かにキャッチーで、いい曲なんだけども。

    the pillowsの魅力ってのは、他の曲にこそ宿ってると思ってます。

    やっぱ、個人的には90年代のthe pillowsが熱いです。

    今回はその辺を、勝手に語っていきます。

    因みに、UruはFunny Bunnyだけじゃなくて、YouTube上にバンプのカバー、rayとかも歌ったりしてます。

    関連記事:Soundcore Liberty 2 Proは低音好きリスナーの最適解!聴いててロックバンドの色気が増すワイヤレスイヤホンだった

    the pillowsは弱者の体裁を纏った強者の唄を歌う

    the pillowsの何がいいかって、山中さわお(敬称略)の歌詞に滲み出る、気高さなんですよね。

    「売れた」「売れない」といった、下世話な話をするなら、the pillowsは業界のメインストリームにいたバンドではないです。

    【ハイブリッドレインボウ】という曲から、【雨上がりに見た幻】という曲の文脈を見れば、それは痛いほど感じられます。

    結果的に弱者の立ち位置にはいるけど、でも、「それでも俺は」っていう、強い意志。

    the pillowsの曲の中には、そんな、毅然とした気概を感じます。

    例えば、男1匹、結果を出すまで、誰にも理解されない。みたいな状況。

    そんな世界に突っ込んでいく人間は、必ず世間からはみ出したところで抗う期間があります。

    そのまま突き抜けるのか、力尽きて横たわるのか、結果はどうあれ、当人は誰にも見えない闇の中を行くわけです。

    ストレンジカメレオンという曲のワンフレーズにあるように、孤独と自由は、抱き合わせだから。

    孤独だとか、孤高だとか言うと、一匹オオカミ的な響きになるけど、別にそんなカッコイイもんではなくて。

    結局はただ、うまくやれなくて、下手くそなまま、うだうだやってる、うだつの上がらない男が、ただ虹を待ってるっていう。

    なんだかその、あの場所に行きたいけど、行けないまま。な人にとって、シンパシーを感じずにはいられない世界観が、the pillowsの曲には広がっているのです。

    つまり、漫画家を目指していた10代、20代の僕にとって、the pillowsの音と言葉は、正義の味方なんかよりもずっと心強かった。

    誰もが忘れても 僕は忘れたりはしないぜ

    世界が笑っても 自分を疑わない

    時代が望んでも 流されて歌ったりしないぜ

    全てが変わっても 僕は変わらない

     

    出典:Fool on the planet

    the pillows/山中さわお

    君を待ってたんだ!【thank you my twilight】

    山中さわおの曲には、「待ってる」とか、「待ってた」とかいった、クソみたいな日常を耐え忍んでいる描写が多いです。

    誰かと待ち合わせてるみたいに

    見えたなら間違いじゃない

    キミを待ってたんだ

    出典:Thank you,my twilight

    the pillows/山中さわお

    ブルース・ドライブ・モンスター

    憂鬱な世界を踏み潰してくれないか

    ずっと待っている

    出典:Blues Drive Monster

    the pillows/山中さわお

    僕の解釈だと、the pillowsは、【君を待ってる】バンドなんですよね。

    で、【キミ】ってのは誰か。

    それは、まだ会った事は無いけど、どうしても逢いたい人のことです。

    当人にとっての恋人なのか。或いは、未来の理想の自分なのか。

    そういうのは、聴く人が都合よく可変させればいいと思います。

    いずれにしろ、そんなキミに出会う明日を待ってると。

    Can you feel

    Can you feel that hybrid rainbow

    ここは途中なんだって信じたい

    I can feel.

    I can you that hybrid rainbow.

    昨日まで選ばれなかった僕らでも

    明日を待ってる

    出典:ハイブリッドレインボウ

    the pillows/山中さわお

    「ずっと待ってたんだ」って、そう言える瞬間を待ちながら、ずっと一人で耐え忍んでいる。

    もし、そんな心境に、心当たりがあるのなら、the pillowsは必聴なんですよ。

    誰かになりたいわけじゃなくて今より自分を信じたいだけ

    僕には、ずっとモヤモヤしてたことがありました。

    それが、【自分を疑わないこと】と、【自分を疑うこと】の関係性です。

    矛盾するんですけど、どっちも必要なことだと思うんですよ。

    以下の記事で述べましたが、【疑うこと】は哲学の本質であり、基本スタンスです。

    参照記事:哲学は疑いを原動力とする人類至上初の学問

    僕が、the pillowsの山中さわおに教わったことは、【自分を疑わないこと】の方のスタンスですね。

    この軸ありきで、哲学的なスタンスを取り入れて、ヘーゲルの弁証法的に改善を繰り返す。

    つまり、最近は、この2つを意識的に使い分ければいいんだ、という考えに至っています。

    僕のイメージだと、eastern youth(イースタンユース)の吉野寿(敬称略)や、the pillowsの山中さわおのような人。

    所謂、「俺は俺」「お前はお前」みたいな思想が強い人。

    この考え方って、あんまり日本ぽくなくて、西洋的な個人の思想に近しいものがありますね。

    どう転んだって俺は俺

    どんな俺だって俺は俺さ

    出典:ソンゲントジユウ

    eastern youth/吉野寿

    基本的にロックってものは、多様性に対して寛容的です。包容力が桁違いなのです。

    息苦しい同調圧力の働く日本でも、それは例外ではない。

    闇さえも、歌ってしまったら、結果的に聴き手が光を見るっていう、面白い構造を持ってるんですよね。

    僕の理想の人間関係って、「好きにしろよ」と。「俺も好きにやるから」と。そんな感じなんですよね。

    で、やっぱロックやってる人は、そういうスタンスの人が多い。だからロックバンドが好きなんだよなぁと。

    the pillowsのメンバーって、いつの間にかもう、50代ですからね。

    それでも尚、the pillowsとしてのスタンスは崩れない。

    こんなカッコイイ大人がいると思うと、ほんと心強いですよ。

    では、最後に、僕の1番好きな曲を貼って終わります。

    審査員は自分自身の他に誰も要らない

    出典:New Animal

    the pillows/山中さわお

    関連記事:強いヒーローへの【変身!】それは子供が押す非日常へのスイッチである

  • なぜジブリ映画の主人公は女性ばかりなのか?宮崎駿のインタビューをまとめてみた

    CUTのジブリ特集

    おはようございます。好きなジブリ映画はポニョ。mikioです。どうも。

    今回は、誰もがふと、気になった事があるであろう素朴な疑問。

    「ジブリ映画の主人公って、女性多いよな」に、対する記事です。

    一応、宮崎駿(敬称略)本人の言葉を引用していくので、単なる憶測では終わらないような構成にはなってます。

    とは言え、宮崎駿との名コンビである、鈴木敏夫(敬称略)プロデューサーが言うには

    宮さんはね、建前を作るのが好きだから

    出典:CUT/2010年9月号34p/鈴木敏夫

    って言ってるので、どこまで本当なのかはわかりません。

    宮崎駿は少年を主人公にしたいと思ってはいる

    宮崎駿インタビュー雑誌2010年6月30日のCUTにて

    では、僕が保管できている宮崎駿のインタビュー雑誌の中で、主人公の性別について語られている部分を引用してみます。

    女性を主人公にする映画じゃだめですよね。本当は少年の主人公が必要なんです。

    だけど、それはものすごく悲劇的な映画になってしまうんです。

    少年の存在っていうのは、悲劇的にならざるを得ないんです。

    出典:CUT/2010年9月号18p/宮崎駿

    まず、宮崎駿自身としては、少年を主人公にした映画を作らなければならない。という思いはあるようです。

    ただ、ずーっと、一貫して語られているのは、【少年は悲劇的な存在】だという話です。

    悲劇的な映画を観終わったとき、観てよかったと、みんなが思えるように仕立てるためには、大変な努力が必要で。

    だから、それは僕の手に余るんじゃないかっていう恐怖の方が強いんですよ。

    ぼくだけじゃなくて、周りもみんなそうなんですよ。『魁!!男塾』みたいなものを作るんだったらね、そりゃあ、ぼくじゃなくても誰かがやってくれるだろうけど。でも、そういうのじゃないから、周りの男たちを観察しているとわかります。この頃、何をして生活してるのかわからない人間が、こんなに街に溢れているんだって、本当に実感するようになりましたから。

    そんな時代だから、女のほうがなんとかなる……いや、なんとかなってるフリをしてるのか、それはわかりませんけど。

    出典:CUT/2010年9月号19p/宮崎駿

    少年を主人公にしたいけど、できない。

    だから、女性になったり、豚になったり、小人になったり、半魚人になったりする。

    この辺は、通底する宮崎駿の葛藤のようです。

    少年が主人公になり得たのは戦後10年間

    インタビュー記事を読んでいると、宮崎駿は、その時その時の、時代の空気のようなものを読んで、作品に反映させています。これは現代アートと共通するところです。

    で、この時代背景を踏まえた上で、宮崎駿が語るのは、少年が主人公になり得たのは【戦後10年の間だけ】だったという話です。

    これは、繰り返し語られていますね。

    第二次世界大戦で負けたときにね、通俗文化は変わらざるを得なかったんですよ。戦争に負けた当事者である大人が、偉そうな顔をして出てきたら許せないんですよね。

    だから戦争に負けたあと『まぼろし探偵』ぐらいまでは本当に主人公が少年だったんですよ。それで『鉄人28号』の金田正太郎なんかも署長さんより賢いわけでしょ?それを子供が受け入れたっていうだけじゃなくてね。大人の方も、少年の方が無垢で、だから敗戦の責任持ってませんから、主人公にしたんですよね。

    それが『仮面ライダー』あたりから変わってくるんですよ。少年じゃなくてお兄さんになるんですよ。

    だから、本当に日本の通俗文化の中で少年が大人とピストルを撃ったりした時期っていうのは案外10年もなかったんじゃないかと思うんですよね。それの影響をぼくは被っているんです。ぼくにとっては、そういう古典的だった方法をとにかくやってみたかったんです。それが『ラピュタ』なんですよね。

    出典:CUT/2009年12月号48p/宮崎駿

    確かにそう考えると、少年が主人公だったのって、ラピュタのパズーだけなんですよね。

    風立ちぬも、設定では20代だった筈なので、少年の範疇には無いです。

    紅の豚は、男性ではあるけど、中年のおっさんですしね。

    やっぱり、少年が冒険に出ていけたのは、日本では戦後の10年間ですよ。

    戦後、手塚さんが出てきて、その10年間は、少年が探偵をやったり、ピストルを振り回したり、チャンバラをやったりても、みんな平気で受け入れられた。大人がやるよりは、子供がやってる方が、力があると思えたんですよ。なんせ大人はバカな戦争をやって負けてね、惨めなことになってしまってたから。

    だけどそのうちに、だんだん大人が主人公になってくるんですよ。『仮面ライダー』とか、『月光仮面』とか。そしてマンガの方も、少年が主人公じゃなくなっていくんですよ。だから昔は『鉄人28号』みたいに、少年が警察署長さんをこき使ってるのを受け入れることができたんだけど、今はできないですよね。できないと思います。つまり、少年が主人公になり得たのはその期間だけなんですよ。

    出典:CUT/2010年9月号19p/宮崎駿

    手塚治虫(敬称略)の公式サイトにもあるように

    手塚治虫が創作した漫画とアニメーションが、第2次世界大戦後の日本の青少年の精神形成の過程で果たした役割は計り知れない。

    出典:手塚治虫 TEZUKA OSAMU OFFICIAL

    僕自身は、戦後の10年を生きていた訳ではないので、その辺の肌感覚がわかりません。

    ただ、少年が主人公の漫画・アニメーションって、そういった日本の戦後っていう時代背景があった上で、形成された型だったんだなぁと感じました。

    つまり、今の少年漫画ってのは、ある種、古典的なパターンなんだとも言えますよね。

    そして宮崎駿の長編アニメ【君たちはどう生きるか】へと繋がる

    少年を主人公しなきゃだめなんです。少女がいくら元気よくて、メーヴェに乗ってもですね、今だとそれはだめなんですよ。女はどうせ元気なんだから。

    やっぱり少年の悲劇性みたいなものを踏まえた映画でなければ、ぼくはやる必要ないんです。ぼくが出ていく必要がないという。だから困ってるんですよ。ぼくが前に進むっていうのは、そういうことですから。

    出典:CUT/2010年9月号26p/宮崎駿

    2013年の【風立ちぬ】を最後に、長編映画監督からの引退宣言をした宮崎駿ですが、2017年、新たに【君たちはどう生きるか】という、長編アニメーションへの着手が発表されましたよね。

    いつになるかは明確には発表されていませんが、おそらく、あと2年以内くらいには【君たちはどう生きるか】の公開が予定されています。

    原作通りの設定であれば、主人公は中学生のコペル君です。少年です。ラピュタ以来ですよね。

    こういった文脈から、宮崎駿作品を見ていくと、また違った楽しみが増えます。

    宮崎駿のしつこく言っている、少年の持つ悲劇性について、どう描かれるのかも期待したいところです。

    関連記事:【禅とジブリ】を読んだ感想とスティーブ・ジョブズがZENに惹かれた理由

  • ワイヤレスイヤホンAVIOT【TE-D01g】を辛口レビューする

    AVIOTのTE-D01gの箱

    おはようございます。

    間違って、ほっぺの内側を噛んじゃって、できた血豆を無意識にレロレロしてしまうmikioです。どうも。

    最近、完全ワイヤレスイヤホンを新調しました。

    が、改めてAnkerのイヤホンが、如何にデザイン的に、そして音質的に、自分にフィットしていたかを思い知る羽目になります。

    今回、買ってみたのはAVIOTTE-D01gです。

    [itemlink post_id=”12725″]

    冒頭からハッキリ言いますが、AVIOTは、全てが安っぽかったです。

    • 商品が収まっている箱
    • 音量の最大値が小さい
    • 耳に入れた時の違和感
    • 低音が軽い

    と、不満しかありません。

    Zolo Libertyより価格が上なのに、この程度かよと、ガッカリしました。

    メーカーの人には申し訳ないですが、ダメなものはダメです。(あくまで主観です)

    慣れれば気にならないのかもしれないけど、最初はそんな印象を持ちました。

    でも仮に、AnkerZolo Libertyを最初に使ってなかったら、「こんなもんか」で、終わってたかもしれませんね。

    それくらい、Zolo Libertyは優秀だったって事が、浮き彫りになった買い物でした。

    今回は、AVIOTTE-D01gの何がダメかっていう論調になっていますので、AVIOTファンの人は見ないでください。ではスタート。

    この記事の結論

    AVIOTのTE-D01gは音声コンテンツを聞くのに向いてる

    ワイヤレスイヤホンは消耗品であるという前提

    しばらく、ワイヤレスイヤホンを使ってみて分かったのは、まず前提として、1年〜2年くらいで買い換える消耗品なんだっていう事への認識です。

    僕の場合、ワイヤレスイヤホンを使わない日がありません。ヘビーユーザーです。

    音楽に、オーディオブックに、YouTube等々、空いた時間があればとにかく耳に突っ込んで、音を流し続けます。

    従って、1万円前後(ミドルクラス)の価格帯のイヤホンを買い換えていくのが、現実的だなと判断しました。

    そこで、丁度いいポジションに位置していたのが、今回購入したAVIOTだったんですよね。

    それと、Anker製のワイヤレスイヤホンしか使った事がなかったので、「他のメーカーの商品を試してみたい」と思ったのも、理由の1つとしてあります。

    そういう意味では、この先1年以上、毎日のように付き合っていく相棒としては、AVIOTのTE-D01gは違うなと感じたんですよね。

    「違う」と感じた理由は色々あるけど、その中でも1番の理由は、THE NOVEMBERSの曲、Hallelujahが全然グッと来なかったから。ってのが大きいです。

    ワイヤレスイヤホンの良し悪しはHallelujahの聴こえ方次第

    僕の大好きな、THE NOVEMBERSのHallelujahを聴いたら、「あぁダメだこりゃ」ってのが一発で、わかりました。

    音の持つ、重さが足りないんですよね。

    以下の記事でも、触れていますが(我ながら意味不明な記事です)

    参照記事:低音と濁音に基づく迫力のゴジラポイントについて解説する

    低音こそ、迫力の正体な訳です。

    その点、Hallelujahイントロの一撃、爆発音の聴こえ方こそが、僕にとってはイヤホンの試金石になっています。

    個人的なゴジラポイントが、どう聞こえるかってところが、イヤホンのポテンシャルを測る。

    僕は過去に

    • バンドのスタジオで爆音のバンドサウンドを聴き続ける
    • ライブハウスで爆音のバンドサウンドを聴き続ける
    • イヤホンの音量をフルボリュームにしてバンドサウンドを聴き続ける

    といった具合に、青春時代は、耳に最悪の環境で育ったので、そこら辺のジジイばりに耳が遠いです。

    その上、迫力シンドロームの僕は、気分が乗ってくると、イヤホンのボリュームを最大出力に上げるので、AVIOTのTE-D01gは、その要望にはそぐわない商品でした。

    例えば、何か、作業に没頭したい時って、目の前の事だけに焦点を当てる必要があります。

    その為には、生活のあれこれを、自分から一旦引き剥がすプロセスを踏まないと、始まりません。

    その為には、音楽が必要なんですよね。

    目の前の作業に集中する為には、遮断が要るんです。

    没入する為の準備を、音楽はアシストしてくれます。

    だから必然と、音のボリュームは上がってくるし、Zolo Libertyのサウンドはそれに応えていた商品だと、改めてわかりました。

    要するに、高松浩史(敬称略)のベースの音が、かっこよく聴こえれば、僕にとっては優れたイヤホンって事です。

    音量の最大値が小さい問題について

    最初に聞いた時、音量の最大値が小さいっていう不満があったんですが、PCでペアリングしたら、何故か大きい音が出ました。

    で、 Bluetoothの表示が、【TE-D01g_R】【TE-D01g_L】みたいな具合に、RとLの両方出てきます。

    【TE-D01g_L】の方でペアリングすると、音量がデカくなって、【TE-D01g_R】の方で接続すると、音量の最大値が小さい。という謎の仕様です。

    もし、「音ちっさ」ってなった場合、【TE-D01g_R】の方でペアリングしている可能性があります。

    この辺、よくわからないのですが、また何か判明したら追記します。

    どっちにしろ、音量が上がっても、Hallelujahを聴いてグッとは来ませんでした。

    具体的にTE-D01gが違うなと感じたところ3選

    AnkerのZolo LibertyとAVIOT TE-D01gの比較

    この記事は、AnkerZolo Libertyに対しての相対的な目線になっています。

    何故なら僕は、ワイヤレスイヤホンを沢山持ってるような、イヤホンオタクではありません。

    手元にあるワイヤレスイヤホンは、今回AVIOTを合わせて2つ。ベンチマークは、おのずとZolo Libertyになります。

    用いる視野が狭いと言われたら、それまでです。その点、ご了承ください。

    AVIOT TE-D01gの箱がチープに感じてしまった

    で、Zolo Libertyと比較の話をするとですね、商品の箱がチープだったなぁと。

    というのも、Zolo Libertyを購入した時の、箱のカッコよさに感動した経緯があるので、その点、AVIOTTE-D01gが、よりチープだと感じてしまいました。

    まぁ、商品そのものの使い心地が良ければ、そんな事は別にいいんですけど、使い心地が全然よくなかったので。

    そういった、商品を収めている箱一つとっても、顧客に対する気遣いが反映されるのかもなぁと、受け取ってしまった訳です。

    音に重さを感じない

    商品のリサーチをしてみると、そこまで悪い評判もないし、デザイン的にも優雅な印象だし、思い切って買ってみた訳です。

    が、仮に20〜30秒くらい、商品に触れる機会があったら確実に買ってなかったですね。

    気になった服の試着をしてみたら、全然イメージと違う。そんな感じだったので。

    先述したように、音に迫力がありません。

    ネットで高評価のレビューしてた人、なんなんだろう、気が合いませんね。

    まぁそこは、好みなので。長所、短所が、自分にハマるイヤホンを探す旅に出るしかありません。

    僕の感覚がおかしいんだよ。となれば、それまでですが、少なくとも、僕にはAVIOTのTE-D01gは合わなかったです。

    デザインは優れているけど耳に突っ込んでる感が疲れる

    僕が、ワイヤレスイヤホンに求める事の1つに、ハタから見て目立たないっていう理想がありました。

    従って、黒っぽくて小型のヤツを探していました。

    にもかかわらず、ネイビー×ゴールドっていう血迷った選択をしてしまったのは、色の組み合わせに惹かれたからです。

    充電ケースのデザインも、コンパクトだし、ポップで好きだなと思ったんです。

    表層的なデザインの面で言えばZolo LibertyよりAVIOT TE-D01gの方が好きです。

    デザインはいいんですよね。

    でも、付け心地と音質の面で言えば、圧倒的にZolo Libertyだったなと。

    Zolo Libertyは、耳のくぼみにフィットさせる事で、耳に付けた時のバランスを取っているのですが、AVIOT TE-D01gは耳の穴に突っ込むイメージなので、耳栓っぽい感じです。

    つまり、耳の穴に突っ込んでる感が強い。

    これは、好みの分かれるところではあります。

    慣れの問題もあるのでしょうが、僕の場合は、つけてるだけで疲れる感じがします。

    しかも、ワイヤレスイヤホンは長時間使ってる事の方が多いので、疲れるのは困る。

    これはもしかしたら、小さいサイズのワイヤレスイヤホンが持つ、宿命なのかもしれません。

    AVIOTTE-D01gつけた後に、Zolo Libertyをつけると、耳にねじ込んでる感じが無くて、楽なんですよ。

    AVIOTTE-D01gはで固定。Zolo Libertyはで固定。っていうイメージですね。

    そうすると、自分にとっては小型である事よりも、如何にフィット感があるかって事の方が、重視される項目なんだなと、今回、改めて理解しました。

    どうでもいいけど、Bluetoothでペアリングした時の「接続しました」っていう女性の声が、カワイイです。そこは好きです。どうでもいいけど。

    AVIOTのTE-D01gは音声コンテンツを聞くのに向いてる

    先述した、Hallelujahの聴こえ方の点で述べたように、AVIOTのTE-D01gは音楽を聴くのには向かないです。

    聴いてて、バンドサウンドの荒さが出ないって言うんでしょうか。

    立体感がないと言うか、フラットな感じがします。

    たぶん、バランスが良い音が好きな人は、TE-D01gは向いていると思われます。

    個人的には、全体的に重さが足りないというか、解像度が高いようで、曇ってるというか、聴いてて何故かテンション上がりません。

    その点、オーディオブックとか、音声を聞くような用途なら、向いているかもしれません。

    バッテリーの持ちも、10時間の連続再生(ケース含めると50時間)に耐えるとの事ですから。

    そこは驚異的です。

    さて、個人的には今回の件で、「ワイヤレスイヤホンは、Anker製を買っとけばいいのか?」という思考に傾いています。

    因みに、Zolo Libertyは現在、生産終了品となっています。

    参照記事:【Zolo Liberty】完全ワイヤレスイヤホン初購入レビューと【2つの欠点】意外とインジケーターのランプが便利

    それくらい古い商品なので、新しいモデルは少なくとも、Zolo Libertyよりは、音質的にもアップデートされてるんだろうなーといった期待が、自然とかかってしまいます。

    例えば、Soundcore Liberty Neo(第2世代)とか。

    [itemlink post_id=”12723″]

    もうコレ買おうかなと、悩んでいます。

    5000円ですからね。コレで、好みの音が聴けるんだったら、すごいなって思います。

    参照記事:【第2世代】Soundcore Liberty Neo(ブルーケース)とZolo Libertyの比較レビュー

    現時点でのフラグシップモデル、Soundcore Liberty 2 Proも気になるのですが、見た目がごちゃごちゃしてるように見えます。

    結局、買って、使ってみない事にはわからないけど、その辺が、なんか嫌だなと。

    [itemlink post_id=”12740″]

    勿論、色々と、他社製品を試してみればいいんでしょうけどね。

    それをしたくないから、悩んでしまうって話です。

    今は「コレだ」っていう相棒が1個あれば、それ以上の事は考えたくない。めんどくさい。

    んー、こうやって、人は、盲目的にブランド信仰をしていくのかも。そこにも学びが1つ。

    いらないものを持っててもしょうがないので、AVIOTのTE-D01gはフリマアプリで売ろうかなぁ。

    なんだか、ほぼ、悪口みたいな記事になってしまいましたが、所詮、主観です。

    「こんな変な人もいるんだ」くらいの、生温かい目で見てやってくださいませ。

    関連記事:Soundcore Liberty 2 Proは低音好きリスナーの最適解!聴いててロックバンドの色気が増すワイヤレスイヤホンだった

  • 絵描きがiPad Proのペーパーライクフィルム(MS factory)を使ってみた

    iPad ProペーパーライクフィルムMS factory買ってみた

    おはようございます。

    気を抜くと猫背になる男。mikioです。どうも。

    全然知らなかったんですが、iPadに、Apple Pencilで絵を描く為の、ペーパーライクフィルムなるものがあったんですね。

    ペーパーライクフィルムってのは、画面が紙っぽいニュアンスになる保護フィルムの事です。

    そもそもが、書く(描く)事に特化させたかったiPad Proだった為、当然のように、ペーパーライク保護フィルムを貼っ付けてみました。今回はそのレビューです。

    参照記事:iPad Proの価値は【持ち歩ける液晶ペンタブ】という画材としての位置付け

    幾つか種類がありましたが、僕が選んだのは、MOBILE STUDIOってところのMS factory

    [itemlink post_id=”12635″]

    ほしいものリストに入れた、次の日に見たら300円くらい値下げされていて、1500円くらいになっていたので、タイミングを感じて、そのまま購入しました。

    やっぱりペーパーライクフィルムは白く濁った感じが出る

    おわかり頂けますでしょうか。

    iPad ProペーパーライクフィルムMS factoryの濁り感

    フィルムを通した視界は、想定通り、白く濁った感じがしますね。

    どうしても、モワッとした感じがします。

    まぁでも、そんな感じはしてました。

    ペーパーライクフィルムはカサカサと音が鳴る程に引っ掛かる

    フリック(指で軽く払う)やら、スワイプ(指を長く滑らせる)やら、やってみるとわかるんですが、引っ掛かり方が全然違いますね。

    良くも悪くも。

    あと、カサカサと音が鳴ります。

    厳密には、カサカサというより、シュッ!シャッ!って感じでしょうか。

    この記事を綴っているのが、嫁子供の寝静まった深夜なので、静寂の中で指を滑らせてると、よりカサカサ音が響きます。

    同様に、見た目もザラザラしている。

    iPad Proに重ねて比較したペーパーライクフィルムMS factoryの濁り感

    せっかくの解像度が、可哀想ではあります。

    「俺の長所削らないでよバカァ」って、iPad Proに言われそうな感じです。

    「ごめん、アポーペンの為だから」って、言い聞かせておきましょう。

    まぁこれ、見え方に神経を注ぐデザイン畑の人は嫌うでしょうね。

    ペーパーライクフィルムは指紋がつかないし反射もしない

    光に反射して、画面に浮かび上がる指紋が、なんかヤダ。

    って、iPad Pro買ってからの数日間は思ってました。

    どうしても、指で操作するデバイスなので、光沢ある画面が指紋だらけになってしまうんですよね。

    それが、iPhoneの比じゃないくらいに目立つ。

    で、フィルム貼ってみて思ったのは、ツヤツヤしない分、マットな見た目で、指紋も目立ちません。

    そういう意味では、ペーパーライクフィルムを貼る事で、画面の見た目は綺麗な状態を保ってます。

    実際にペーパーライクフィルムの上でイラストを描いてみた

    仮面ライダーバルキリーヤイバユアのイラスト

    メディバンペイント(無料)っていうアプリの、鉛筆モードで描いてみました。

    被写体は、仮面ライダーゼロワンのヤイバユアさん。

    参照記事:仮面ライダーゼロワン映画ファーストジェネレーションにオーソライズして来た(ネタバレ感想あり)

    肝心の描き味ですが、描き味の意識を忘れるくらい集中してしまったので、よく覚えてません。

    いや、つまり、気にならないって事です。

    思ってたより描けます。

    久々に絵を描いたら楽しかった。1年以上描いてなかったです。

    こんな感じで、今後もゆるゆるのリハビリイラストを載せて行きたいところです。

    [itemlink post_id=”12635″]

  • エレキギター(レスポール)発送の梱包にAmazonのダンボール買ってみた

    mikioの白いギター(レスポール)

    悩みました。

    このまま手放すべきか、否か。

    でも、ここ6年くらいは弾いてないんですよ。いや、エレキギターの話なんですけどね。

    大学生の頃は、アホみたいに、毎日5時間以上は弾き続けていました。

    でも今は、無理ですね。

    家庭を持ってる時点で、無理です。

    音楽は、老後に持っていく。そんな結論に至り、商品として出品する事に。

    送料無料キャンペーンにあやかって、PayPayフリマで不用品を出品するのにも、少し慣れて来た頃。

    「じゃあそろそろ、エレキギターを出品してみようかな」って、思い立ってから、1つ疑問を抱く訳ですよ。

    ギターって、どうやって梱包して、どうやって発送するんだろう?

    デカいし、デリケートだし、送料高そうだし…。

    今回は、そんなギター梱包による奮闘記です。

    この記事の結論

    PayPayフリマで初めてギターを梱包・出品するならAmazonの最安ダンボールがベターな選択

    [itemlink post_id=”12274″]

    エレキギターの出品に伴う2つの問題点

    ギター出品にあたって、仮にですよ。

    何も考えずに、写真撮った。出品した。売れた。

    とかやってると、明らかに梱包〜発送のフェイズで、波乱の展開になる事は目に見えています。

    つまり、エレキギターを出品するその前に、ある程度の準備をしておく必要があります。

    でないと、後々わたわたしてしまいますからね。

    で、エレキギターを出品する上で、クリアにしておくべき問題は何かと言うと、2つあります。

    正しい梱包方法の認識と、実際にギターが発送可能かどうかの確認です。

    ハードケース無しのギター発送は可能か?近所の郵便局に問い合わせてみる

    調べてみると、ハードケースに入ってないギターは、発送を断られる事例が多いようです。

    しかも、PayPayフリマは、良くも悪くも縦・横・奥行の3辺170cmを超えるサイズの商品を発送する事ができません

    メルカリなら、大型らくらくメルカリ便があるので、送料が増えるだけで、「送れない!」という事態に陥る事もありませんが。

    大型らくらくメルカリ便は、200サイズ(200cmまで)で、4320円と、送料が倍以上に跳ね上がる上、匿名配送も不可となります。

     

    僕が今回想定しているのは、PayPayフリマでのエレキギター(レスポール)の梱包と発送です。

    つまり、選択肢はゆうパックの最大サイズ、170cmに限られてきます。

    因みに、ゆうパックはサイズによって送料も変わってきます。170サイズ25Kg以下で、1700円

    いずれにしろ、取り引きが成立した後に「やっぱり送れませんでした」では、遅いですからね。

    出品する前に、最寄りの郵便局に確認しておく必要があります。

    確認不足で送れなかった場合、自分の商品を、わざわざ選んでくれた相手にも、申し訳が立たない。

    そんな事を考えながら、郵便局へ問い合わせてみましたところ、アッサリOKをもらいました。

    よし、じゃあ次は、梱包か。

    ギター梱包で使うダンボールの仕入れ先は3パターン

    僕が知る限り、ハードケース無しのエレキギター梱包で使う、ダンボールを手に入れる方法は、3つのパターンに絞られます。

    • スーパーでもらえるダンボールで自作
    • 楽器屋のダンボールを買う
    • Amazonでダンボールを買う

    です。

    仮に、配送中の事故でギターが破損してしまった場合、それはお互いにとって損失でしかないので、ここは念入りに梱包しておきたいところです。

    自作ダンボールについては、以下の動画を参考にして頂くとして

    自分で工作してみてもよかったのですが、あまりに心もと無いんですよね。

    「ホントにそれで大丈夫?」と、心配しか無かったので、自作パターンは辞めました。

    なるべく手堅く行きたいなという思いはあります。

    せっかく、ギター梱包専用のダンボールがあるってんだから、それを使ったらどのような仕上がりになるのか?今後の参考にもなるし、という理由で、専用のダンボールを購入する事にしました。

    そうすると、選択肢は楽器屋での購入か、Amazonでの購入です。

    ギター用の梱包ダンボールを売ってくれる店舗は島村楽器

    そもそも近所の楽器屋で、ダンボールを売ってくれる店舗はあるのか?

    よくわからないので、楽器屋に片っ端から問い合わせてみました。

    • クロサワ楽器
    • 山野楽器
    • イシバシ楽器
    • 島村楽器

    ここで唯一、梱包用のギターを販売してくれると言ってくれた楽器屋は、島村楽器でした。

    値段は1100円。

    これは、後述しますが、Amazonの最安値より安い。

    「あー!じゃあ、これだな」って思ったのも束の間、ダンボールのサイズを確認したところ、127cm x 45cm x 15.5cmとの事。

    ん?170超えてる?

    電卓で計算してみたら、187.5cmでした。

    どうやら、エレキベース兼用のダンボールって話です。

    残念ながら、アウトです。

    楽器屋のダンボール作戦、失敗。

    そうすると、結局、最後に残った選択肢は、Amazon一択。

    Amazonでギター梱包用のダンボール買ってみた

    Amazonで購入したギター梱包用のダンボール

    これは別に、楽天で買ってもいいんですけど、やたら高いんですよね。

    まとめ売りでしか、取り扱ってなかったりとかね。

    いや、個人がギターの梱包をする機会なんて、転売でもやってない限りは、一生の内、せいぜい1〜3回くらいでしょう。

    その点、ECサイトの最安値はAmazonのダンボールでした。

    170サイズのダンボールが、最安値で1800円。それでも高いですが。

    そこはもう、しょうがないですよね。大人しく買いました。

    Amazonで購入したギター梱包用のダンボールが届いた

    ダンボールに、ダンボールが入っている。

    Amazonで購入したギター梱包用のダンボールがダンボールに入っている

    届いたダンボールに入ってたものは、以下の3点。

    • ダンボール
    • 気泡緩衝剤(プチプチ)
    • 固定PAT

    で、実際に届いてみてわかったのは、別に買うほどのものでも無いなっていう印象です。

    ダンボールは、特別、分厚い訳でもないし、ネックを固定するパットは、自分でも作れそう。

    ギター梱包用ダンボールの仕入れ3パターンの比較

    以上の点を踏まえて、梱包用のダンボールを用意する上での3パターン、それぞれのメリットと、デメリットを挙げてみます。

    • スーパーでもらえるダンボールで自作
    • 楽器屋のダンボールを買う
    • Amazonでダンボールを買う

    スーパーでもらえるダンボールで自作

    自作のダンボールをカスタマイズする、最大のメリットは無料ってところです。

    気泡緩衝材は購入する必要がありますが、固定PATは、ダンボールに切れ目を入れるだけで作れそうです。

    デメリットは、時間がかかる点と、初めての人は結局、勝手がよくわからないという点です。

    楽器屋のダンボールを買う

    楽器屋のダンボール(島村楽器)はAmazonで買うより、700円くらい安いです。

    ただし、数字上では匿名配送の最大サイズ、170を微妙に超えます。

    従って、PayPayフリマでは扱えず、メルカリでも大型サイズの送料となってしまうので、結果的にコストが増大してしまいます。

    Amazonのダンボールを買う

    Amazonで購入するメリットは、梱包の労力を最小限に抑えられる点にあります。

    「めんどくせぇ」って人は、買っちゃった方が早いし、楽です。

    デメリットは、最安価格でも1800円かかる点ですね。

    [itemlink post_id=”12274″]

    後は、フリマアプリで発送しようと考えているなら、ギターは、そこそこデカいですからね。

    送料との兼ね合いで、ベストな方法はそれぞれのプラットフォームで違ってきます。

    例えば、メルカリでギター出品するなら、らくらくメルカリ便の最大サイズは160なので、大型らくらくメルカリ便の範疇に入る場合の方が多いでしょう。

    そうすると、Amazonで買うよりかは、島村楽器で買う方がコストは抑えられますよね。

    エレキギター(レスポール)を梱包してみた

    いざ!LETS梱包!

    ダンボールにエレキギター(レスポール)を梱包する

    早速、気泡緩衝材で、ギターをぐるぐる巻きにします。

    レスポールは、ネックに角度がついている為、特に念入りにぐるぐるします。

    気泡緩衝材でギターをぐるぐる巻きにする

    後は、ダンボールに突っ込んで。

    新聞紙を敷き詰めて、固定パットにギターのネックを通して。

    固定パットでギターのネックを固定

    以上、終了。

    ギターの梱包完了

    では、いってらっしゃいませ。

  • 子供へのクリスマスプレゼントにプリキュアは辞めといた方がいい理由【2019】

    返信プリチュームのキュアセレーネ

    おはようございます。

    食卓では、食べるラー油を手放せない男。mikioです。どうも。

    12月ですね。あと1ヶ月で2020年です。

    少し早いんですが、子供へのクリスマスプレゼントを購入しました。

    何を買ったかっていうと、息子に仮面ライダーゼロワンの変身ベルトです。

    [itemlink post_id=”11252″]

    ただ、娘のプレゼントには幾つか候補があって、悩んでいます。

    ただ1つ、買わないものは決まっています。プリキュアグッズです。

    今回は、クリスマスプレゼントにプリキュアグッズは向かないという、そんなお話です。

    この記事の結論

    5歳の娘に最適な商品はClova Friendsでした

    [itemlink post_id=”12910″]

    クリスマスにプリキュアグッズを買うと失敗する

    返信プリチュームのキュアミルキー

    娘のクリスマスプレゼントに、「プリキュアの何かを買おうかなぁ」なんて思ってるなら、ちょっと待ってほしい。

    この時期に、プリキュアのグッズを買うと失敗します。

    何故なら、すぐ終わっちゃうからです。

    プリキュアって、新番組が始まるのが、毎年2月くらいなんですよ。

    例えば以前、ウチはキラキラプリキュアアラモードの、キラキラルクリーマーってのを、クリスマスプレゼントに買ったんですよね。

    そしたら、約1ヶ月後に、キラキラプリキュアアラモード、即終了です。

    またすぐに、新たなプリキュア(ハグっとプリキュア)に一新されて、おもちゃ屋では、キラキラプリキュアアラモードの商品は半額に値下げされていました。

    たった1ヶ月で、新しい筈のオモチャが、強制的に古くさせられてしまいます。

    なんか、寂しい事になります。

    つまり、オンエアの残り寿命が短いという意味では、クリスマスプレゼントにプリキュアは向かないです。

    勿論、「それでも、子供がプリキュアがいいって言ってるから!」っていう思いがあるのなら、一切否定しません。

    気に入ってれば、古くなったって、遊ばなくなる訳ではないですからね。

    実際、僕も、子供も、スタートゥインクルプリキュアより、HuGっと!プリキュアの方が好きです。

    参照記事:仕事と育児を応援する【HuGっと!プリキュア】は母性のメタファーで溢れてる

    息子3歳のクリスマスプレゼントを飛電ゼロワンドライバーにした理由

    仮面ライダーゼロワンのベルト飛電ゼロワンドライバー梱包

    じゃあなんで、息子には仮面ライダーゼロワンのベルトにしたんだよ?

    って話なんですけど、ゼロワンて2019年の9月に始まったばかりなんですよ。

    従って、来年の2020年の夏までは、オンタイムで活躍してくれる事になります。

    先述したプリキュアのように、関連商品を買った直後に放送終了っていう、残念な結果に至らない。

    これが、クリスマスプレゼントを飛電ゼロワンドライバーに選択した、前提の理由です。

    それを踏まえてですね。

    飛電ゼロワンドライバーに関しては、子供が欲しいかどうかという事以前に、「俺が子供に買いたい」っていう、一方的な思いもあります。そりゃあもう、多分にあります。

    だって、カッコイイじゃん。仮面ライダーの変身ベルト。

    A jump to the sky turns to a rider kick.」って、言われたいじゃん。

    更にそこから派生して、変身ベルトを装着した息子が、2020年の夏、東京ドームシティに赴くイメージが浮かんでしまった訳です。

    ベネフィット(子供が商品と共に笑う映像)まで見えてしまったら、もう買うでしょ。

    参照記事:【仮面ライダーショー】は必見!夏休みの東京ドームシティで幼児と楽しむ方法2019

    ただね、既に、音だけが鳴るプログライズキーのおもちゃを2つ持ってるんですが、弊害が一個あるんですよ。

    仮面ライダーゼロワンの本とおもちゃ

    うっかり、プログライズキーを寝室に置いたままにすると、朝5時から息子がそれをいじり出してうるせぇ問題が発生します。

    幾らカッコよくても、早朝の5時から「A jump to the sky turns to a rider kick.」って言われ続けたら、滅入るよ。

    5歳の娘が喜びそうなプレゼントはClova Friends BROWN説

    娘のクリスマスプレゼントを、スマートスピーカーにしようかっていう構想はあったんですよ。

    で、ひとえにスマートスピーカーとは言っても、幾つかのメーカーがある訳です。

    有名なところで言うと、Amazon Echoと、Google Homeですよね。

    買うなら、機能的にも、上記のどちらかにしようかと考えていました。

    従って、LINEのスマートスピーカーは、真っ先に選択肢から消したんですよね。

    それはなぜかと言うと、他社に比べると音声認識が弱いって言う情報があったからですね。

    それって、スマートスピーカー的には致命的だなぁと思ったので。

    しかも、子供が質問した時の情報源が、Wikipediaっぽいんですよね。

    流石に、大人の事情でGoogleの検索機能は使えないんでしょうね。

    でも、見た目の話で言えば、Amazon EchoやGoogle Homeのような無機質なデザインに比べると、Clova Friendsは日本人に馴染みやすい。

    特に子供は、車のヘッドライトが顔に見えたりと、物にも生命が宿ってるっていう、アニミズム的な見方をする傾向が強いです。

    それを上手く拾ってるのが、Clova Friendsのデザインです。

    しかも娘は、くまのぬいぐるみを毎晩、肌身離さずで寝るので、BROWNは最適なデザインでした。

    童話を読んでくれるって言う機能もあるようなので、そこも気になるところ。

    あくまで、子供が使う事、プレゼントとしての手に渡った時の事を考えると、ここはデザイン重視かなと。

    謎の四角とか、丸い物体が、プレゼントとして登場するよりかは、くまが目の前に出てきた方が、わかり易くていいですよね。

    LINEのスマートスピーカーはAmazonでは取り扱ってなかった

    [itemlink post_id=”12910″]

    ↑楽天市場でClova Friendsを見る↑

    この機会に是非。

    早速Clova Friends BROWNが届きました

    Clova Friends BROWN外箱

    12月4日に注文して、12月6日の朝に届きました。

    参照記事:LINE ClovaFriendsで初期設定ができない人はBluetoothのペアリングをやめろ

    サイズ感は、ONE PIECE単行本より少しデカいくらい。

    Clova Friends BROWNとONE PIECEの単行本

    ちゃんとClova Friends Dock(赤外線リモコン)も付属してますね。

    機能の実機レビューに関しての詳細は、プレゼント次第、別途記事にしますね。

    Clova Friends Dock(赤外線リモコン)付属

    いやー、クリスマスが待ち遠しい。

    関連記事:5年間子供を観察した結果【飽きずに遊び続けてるオモチャ】を3つ紹介

  • 菊と刀に学ぶ70年以上前の日本の【恥】文化

    菊の花

    温故知新。

    Left Caption

    mikio

    昔の日本人を、日本人たらしめていたものって、なんなんだろう?

    今回、訪ねてみた古典が、アメリカの文化人類学者であるルース・ベネディクト著作の【菊と刀】です。

    [itemlink post_id=”10865″]

    この記事でも知りたかった、【恥】の文化について記されているってのもあって、うってつけだなと思いました。

    参照記事:「…なにも!!!なかった!!!…」【武士道】の観点からONE PIECEを読み解く【ゾロ】が死ぬ程カッコいい理由(スリラーバーク編)

    【武士道】が、内側から見た日本とするなら、【菊と刀】は、外側から見た日本と言えます。

    参照記事:【武士道】2020年東京オリンピックに向けて日本人が知っておきたい大和魂の源流【ONE PIECEで解説】

    ベネディクトさんはアメリカ人です。そして女性。

    しかも【菊と刀】は、日本との交戦中(第二次世界大戦中)に執筆されたものだったりします。

    出版が、終戦後の翌年1946年。

    従って、文化人類学の最重要の手法である、現地調査を断念しなければならなかったんですよね。

    にも拘らず、文献と日系アメリカ人に聞いた話だけで、細かい分析をしてみせる、アメリカの情報処理力すげーなと思う。

    すげーんだけども、それでも所詮、一次情報(体験)の無い文献のみのソース本だなとも思う。そこは念頭に置いておかなければならない。

    これに関しては、元々の日本人の性質も、結果的にルース・ベネディクトの日本人研究に加担する事になったとも言えますね。

    多くの東洋人と異なって日本人は、文を綴ることによって自分自身をさらけ出そうとする強い衝動を備えている。

    日本人は世界進出計画についても、日常生活の細々とした事についても、文字を書きつらねた。

    日本人は驚くほど率直である。

    出典:菊と刀/ルース・ベネディクト/p22

    って言ってるように、日本研究に於いて、文献には事欠かなかったようです。

    世界的に見ても、日本語のブログが一番多いっていうデータもありますからね。

    その点は、今も変わらないのかと。

    西洋的な価値観が雪崩れ込んできた戦後の日本

    戦後の日本は、アメリカを手本に復興してきました。

    1956年(昭和31年)、経済白書で「もはや戦後ではない」と言われるほどに。

    1964年には東京オリンピックを開催し、そのまま高度経済成長へと時代は進んでいきました。

    更に、インターネットによる、グローバル化の波が溶かす、国同士の境界線。それに伴って、混ざり合う価値観。

    この本が執筆されて、70年以上の時を超えた今となっては、寧ろ、ルース・ベネディクトと同じ目線で、過去の日本人を見る事になるし、そうすることしかできないとすら思うんですよ。

    何故なら、戦後は西洋的な価値観が日本を呑み込んだからです。

    それくらい、価値観や感覚は、半世紀以上の時間によって刷新されました。

    それ故に、残ってるものもあるし、残ってないものもある。

    なんとなく埋もれ切った魅力や、淘汰されつつある価値観が何処かにあるんではないか?

    じゃあその固有性って何だ?

    菊と刀はアメリカのプロパガンダだった?

    因みに【恥の文化という神話】という書籍では、「【菊と刀】は、原爆を落とした罪悪感を正当化する為のプロパガンダだ!」っていう見方もあって、気にはなりますね。

    [itemlink post_id=”10839″]

    まぁ確かに【菊と刀】の冒頭には

    日本人は、一体何をしてくるだろうか。本土上陸をせずに日本を降伏させることは可能であろうか。皇居は、爆撃の対象とするべきだろうか。日本人捕虜については、どのような行動が予想されるだろうか。

    日本軍と日本本土に向けた宣伝(プロパガンダ)において、わたしたちはどのようなことを言えばアメリカ人の命を救い、日本人の徹底抗戦の決意をくじくことができるだろうか。

    出典:菊と刀/ルース・ベネディクト/p16

    って記されてます。実際に、プロパガンダって明言しちゃってますね。

    しかも、ルース・ベネディクトは大学の教え子に「この本は読むな」とか言ったって話もあります。

    それが、政治的なイデオロギーに基づいた創作だからだっていうのが、【恥の文化という神話】で綴られている仮説。

    んー…とかなんとか言われちゃうと、僕はただ、日本人の【恥】に対する感覚を知りたかっただけなのに、めんどくさい事に踏み込んじゃったなってのが、正直なところです。

    全部、嘘っぽく見えてくる。

    勿論、【菊と刀】の本文には事実誤認な部分も散見されますけど、文化人類学的な視点に於いては、完全に荒唐無稽な事を言ってるようには思えないし。

    僕には寧ろ、勤めてフラットな目線で日本を語ってるようにも見えたのだけれど、それは当時を生きた人間ではないからそう感じるのかな?

    仮に、【恥】を司る感覚を持っていたなら、テキトーな事を並べてるルース・ベネディクトに対して、「この人何言ってんの?」って言えるからね。

    少なくとも、【菊と刀】という本が淘汰されずに、現代でも読まれ続けてるって事を鑑みるなら、完全なる創作とも言えないんじゃないんでしょうか。

    或いは、それに気付けない日本人が、単にバカなだけなのか。

    【恥】とは世間と自分との相対的な目線に依存する感覚

    ルース・ベネディクトは、西洋の【罪】の文化と、日本の【恥】の文化を対比させていました。

    罪の文化は内面の良心に依存し、恥の文化は外面の圧力に依存するっていうイメージですかね。

    そうすると、「日本人には罪悪感が無い」と言ってる事に等しい訳です。

    だとするとですよ、アメリカに比べて、日本の方が圧倒的に治安が良いのは、なんなんですかね?恥の文化だからですか?

    罪の文化には、自制心は働かないのかな?

    便宜上、道徳規範の違いをに分けているようですけど。あくまで傾向の話なので、そこは勘違いしないようにしないといけない。

    さて、罪の文化ってのは、キリスト教の影響が大きい価値観ですよね。

    武士道の冒頭でも、ベルギーの教授に「宗教が無いのにどうやって道徳を教えるんダヨ!?」って、新渡戸稲造自身が言われてるけど、西洋では神との約束事として、道徳が規定されている。

    何故なら、神に見られてるからっていう感じ。

    逆に日本人は、世間に見られてるからっていう感じですよね。

    見られているとは言え、西洋の神は、自分の内面にある訳だから、内的な道徳規範って事になる。

    ところが、【恥】ってのは、他人との相対的な関係性を前提とした道徳規範です。

    相手に対して、世間に対してっていう目線が、外部からの強制力として働く。

    それ故に、自分自身がどうしたいかとか、やってはいけないとかっていう規範が、内側以上に、外側にある。

    それがルース・ベネディクトの主張。

    なるほど、確かに一理ある。

    例えば、自由と平等に価値を置くアメリカ人の主張からすれば、「誰の世話にもなってない」ってのが一般的な思考様式です。

    しかし日本人はこう考える。「人は常に、世間の世話になっている」と。

    人間は世間のおかげをこうむっている。

    一人前に育ち、教育を受け、幸福な生活を送っているのも、いや、この世に生を受けたと言う単純な事実すら、世間のおかげである。

    ところが欧米人は、それを極度に軽視する。

    日本人が私たち欧米人の行動の動機を不適切だと感じる理由は、その点にある。

    同じ人格者でも日本人はアメリカ人と違う。「だれの世話にもなってない」とは言わないし、過去を軽んずることもない。

    出典:菊と刀/ルース・ベネディクト/p157

    今でも、大人同士の会話でよく「お世話になってます」って言うのは、そういうところから来ているのでしょうね。

    SNSの承認欲求と【武士は食わねど高楊枝】の見栄

    実名偽名匿名がせめぎあって

    浅学ながら、【武士道】や【菊と刀】を読んでいると、日本って、面目に対する執着強いよなーって思います。

    一見、日本人という人種は、ただの見栄っ張りにも見えるし、なんだか自意識過剰にも見えます。

    それだけ、外側の体裁を意識しているからです。

    恐らくこれが、本音と建前っていう概念にも繋がって来るのでしょうね。

    ところが、日本人には、個人の意思は二の次っていう考えも根付いている。

    所謂、滅私奉公です。

    そうすると、何か矛盾しますよね。

    体裁を意識する割には、「俺を見ろ!」っていう、ナルシシズムのような動機があるようには見えない。

    そうすると、どうやら自己顕示欲の強さから来る、外観への意識でもない。

    寧ろ、はみ出さないように、合わせに行くようなイメージすらある。(これが和の国と言われる所以でもある)

    そう考えると、現代に於けるSNSの、キラキラした発信の背景にあるものとは、ニュアンスが一味違うのかな?

    所謂、承認欲求を動機とした、体裁への意識のような。

    いや、都合の悪い実情を隠しているっていう点では、【武士は食わねど高楊枝】と同じなのか?

    例えば、スティーブ・カッツが担当したアメリカのバンド、MobyのMVには、画面の中だけキラキラしてて、実質その裏はボロボロの女性が描かれています。

    スマホのデジタル空間と、現実とのギャップへの風刺ですね。

    これも、痩せ我慢してるっていう点では【武士は食わねど高楊枝】的な行動原理とも取れますが、どう思います?

    腹減ってんのに、強がって「腹減ってねーし!満腹だし!」って言ってるのも、受け取り方によっては幼稚に見えませんかね。

    いや、めんどくせーな、素直に腹減ってるって言えばいいじゃないのと。

    以下の記事で紹介した、ゾロの態度がカッコよかったのは、文字通り命懸けで痛みを一身に引き受けて、七武海の脅威を退けた上で、「何も無い」と言い張るからです。

    参照記事:「…なにも!!!なかった!!!…」【武士道】の観点からONE PIECEを読み解く【ゾロ】が死ぬ程カッコいい理由(スリラーバーク編)

    自己顕示的な要素が、一切無いじゃ無いですか。

    寧ろ、仲間のために隠すっていう、ゾロの態度は義理と人情だったんじゃないんですかね。

    そう考えると、同じ痩せ我慢でも、似て非なるものだなと解釈できます。

  • ルフィがベラミーの喧嘩を買わなかった理由は傍観者だったから

    ハイエナのベラミー

    出典:ONE PIECE/25巻/85p

    ONE PIECEの24巻で、ハイエナのベラミーという男が登場します。

    初登場時は、実利主義者であり、【その他大勢】の化身のような人物でした。

    夢の宝より、足元の利益を追求する男。それがベラミー。

    [itemlink post_id=”10654″]

    ONE PIECEに喧嘩売る度胸も無いから

    ベラミーの実利主義

    出典:ONE PIECE/24巻/162p

    ベラミーは海賊を名乗りながら、当事者でない。

    既に、傍観者的な発言をしています。

    つまり、自分の信念の旗を掲げる戦いに、参加すらしてないんですよ。

    言い換えると、最初から諦めてるんです。

    だから、ルフィとベラミーは、同じステージにすら立ってない訳です。

    これは所謂、ベラミーのルサンチマンだったりもするのかなと感じます。

    何故なら、ベラミーも結局は空島へ赴くからです。

    参照記事:ルサンチマンって誰だよ!?

    傍から見れば、荒唐無稽に見えるようなルフィの戦い方にも、実はルフィなりの筋が通っています。

    確か何処かで、ロビンがルフィの事を「彼は意志の無い戦いはしない人よ」って言ってたと思うんですけど、ルフィの喧嘩には、基本的に意志があります。

    上の画像にもあるように、いつも熱くなる筈のルフィが、今回のベラミーに絡まれたエピソードでは、異様な程、冷静に佇んでいるんですよね。

    秘策だと行ったよな!!?熱くなるなとも行ったぞ!!?

    出典:ONE PIECE/76巻/129p

    この事から、精神的なスケールが違い過ぎたって事が、ベラミーとルフィ、2人の温度差からも、窺い知る事が出来ますよね。

    この時点で、勝負になってない。

    ルフィが戦う動機って、基本的に【自由を脅かす支配者に抗う】っていうパターンが多いんですよ。

    これはルフィが、「誰よりも自由なヤツが海賊王だ」と定義している点からも明らかです。

    ルフィにとって海賊王とは、自由の象徴なんですよ。

    世界一の海の王者になろうと、勝ち上がってきたルフィからすれば、幾らベラミーに笑われて、焚付けられようが、既に戦う事を諦めてる程度の男に対して、戦意なんて持てないって事ですよね。

    簡単に言えば、眼中に無いって話です。

    例えば、ルフィが冒険を進めた新世界の入り口、シャボンディ諸島で、最悪の世代と呼ばれる海賊のルーキーが集結した時の話。

    その時点で、懸賞金の一番高かったキッドが、「ワンピースはおれが見つけるぞ」って、臆面もなく言うルフィに、「この先は…それを口にする度胸のねェ奴が死ぬ海だ」って言う訳ですよ。

    ワンピースはおれが見つけるぞ

    出典:ONE PIECE/52巻/59p

    この先は...それを口にする度胸のねェ奴が死ぬ海だ

    出典:ONE PIECE/52巻/60p

    つまり、ルフィがベラミーの喧嘩を買わない理由は、喧嘩を買う理由がないからです。なんかトートロジーになっちゃいましたが。

    ルフィなりの倫理規範に基づくなら、ONE PIECEに喧嘩売る度胸も無い海賊に、怒りを買う理由がない。

    クリケットも、ベラミーをこう捉えてます。

    幻想に喧嘩売る度胸もねぇヒヨッ子」だと。

    クリケットの捉えるベラミー

    出典:ONE PIECE/24巻/100p

    【負けるが勝ち?】肉体的な痛みよりも男としての尊厳を重視する

    ベラミーVSルフィ「このケンカ絶対買うな」

    出典:ONE PIECE/24巻/100p

    血だらけにされてるにもかかわらず、ルフィは【喧嘩を買わない】っていう選択を取る。ゾロもそれに従う。

    読者からすれば、ナミと同様の心境になりますよね。「なんでやり返さないの?!」と。

    ここ、めっちゃフラストレーションなんですよねー。これがあるから、オチのカタルシスが跳ね上がる。

    その描写によって見えて来る、ルフィとゾロの、男としての品格、スケール感。

    如何に彼らが、生き様を重視しているかがうかがい知れますよね。

    まるで、肉体が傷付けられた事なんて、取るに足りない出来事だと言わんばかりに。

    では此処で、武士道で語られている勝海舟の話を、以下に引用します。

    ここで、先年亡くなった勝海舟の言葉に耳を傾けてみよう。

    彼はわが国激動の時代を生き抜いた人物だが、当時は暗殺や切腹などの血なまぐさい出来事が日常茶飯事だった。

    海舟は独裁的な権力を持っていた時期もあり、たびたび暗殺の目標とされた。

    しかし、彼自身はその刀を血で汚すことはなかった。

    彼は思い出話をある友人に語っているが、その中で、彼らしい庶民的な語り口でこんなことを言っている。

    「私は人を殺すのが大嫌いで、ひとりも殺しちゃいない。首をはねたほうがいいようなやつでも放っておいた。あるとき友人の河上 彦斎がこんなことを言った。『あんたは人を斬らなすぎる。あんただって、芥子やら茄子やらを食べるだろう?』ってね。芥子や茄子に劣る人間もいたからね。だが、河上は殺されちまった。私が殺されずにすんだのは、殺すのが嫌いだったからかも知れんよ。刀の柄をきつく鞘に結びつけて、簡単に抜けないようにしといたんだ。斬られることはあっても、斬ることはすまいと覚悟を決めてたのさ。ああ、もちろん、のみや蚊みたいな連中もいて、ちくちく刺してはくるよ。しかし、刺されたからってどうってこたあない。ちっとばかりかゆいが、それだけのことだ。命に関わりはしないよ

    これが、苦難と勝利とが入り混じって燃え盛っている炉のような時代にあって、武士道教育の真価を問われながら生き抜いてきた人物の言葉である。

    出典:武士道/新渡戸稲造

    上記のように、ルフィもゾロも、この時の認識としては、ただ痒かっただけなのかも知れませんね。

    ルフィとゾロの野望は、強さを拠り所としたところにあるので、平和を理想としてるとは思えませんが、結果的には【負けるが勝ち】の態度になってますよね。

    負けるが勝ち」という有名なことわざがある。

    本当の勝利というのは、むやみに攻めてくる敵に抵抗しないことによって得られるという意味である。

    また、「最上の勝利は、血を流すことなく勝つことだ」という言葉もある。

    他にも同じような格言がたくさんあるが、要するに 武士道における究極の理想は平和だということである。

    かえすがえすも残念なのは、この高邁な理想が、もっぱら僧侶や道学者が説教するだけのものになってしまい、さむらいたちは軍人らしさを尊び、追い求め続けたことである。

    出典:武士道/新渡戸稲造

    参照記事:【武士道】2020年東京オリンピックに向けて日本人が知っておきたい大和魂の源流【ONE PIECEで解説】

    ルフィと黒ひげの共通点

    ONE PIECEの24巻では、ルフィと黒ひげが初対面するシーンがあります。

    2人の価値観が対極にある事を、以下の2コマで示唆されていますね。

    このこのチェリーパイは格別にうめぇ(マズイな)!)

    出典:ONE PIECE/24巻/142p

    ところが、以下のシーンでは、【夢】という観点に於いて、ルフィと黒ひげ。

    2人の見ている未来が一致している事が、明示されるんですよ。

    人の夢は終わらねぇ

    出典:ONE PIECE/24巻/178p.179p

    ルフィも、黒ひげも、両者共に、男として純粋なものを持ってますよね。

    黒ひげって、巨大なイカダで海を進んだりと、やってる事が豪快過ぎるから、一見バカみたいに見えるけど、頂上戦争を引き起こした張本人ですからね。

    黒ひげは、白ひげの能力を奪う手段の為だけに、エースを落として、七武海に成り上がった訳で。

    用が済んだら、速攻で七武海の称号を捨てて、一気に四皇にまで駆け上がった男です。

    常に目的からの逆算で動いている、策略家ですよ。

    やり方は非道ですが、それはそれでカッコイイ。THE海賊って感じ。

    今の戦いはそいつらの勝ちだぜ

    出典:ONE PIECE/24巻/p

    【黒ひげ】と【ゾロ】が語る傍観者への態度

    黒ひげの見解

    出典:ONE PIECE/24巻/p

    傍観者程、人を見下し、嘲笑する。

    この黒ひげのセリフは、野心家への鼓舞であり、その他大勢の傍観者に対するアンチテーゼでもある。

    例えば、悔しいっていう感情があります。

    それを持つ事になるのは、それ程真剣に、参加して来たからです。

    何も感じないのは、何も試みてもいない傍観者だったからなんですよ。

    それを知ってたら、真剣に矢面に立ってる人間を笑う事なんて、できないですよね。

    ルフィは、シャンクスを知ってるんです。そこに行きたいんです。大海賊を超えたいんです。

    ゾロの見解

    出典:ONE PIECE/24巻/p

    このシーンで、ゾロの認識は最早、大人と子供くらいの精神的な視座の違いがあるって事が解ります。

    「同情しか残らねぇ」って、言ってる時点で勝ち負けの次元に無いですよね。

    ファイト! 闘う君の唄を

    闘わない奴等が笑うだろう

    ファイト! 冷たい水の中を

    ふるえながらのぼってゆけ

    出展:ファイト!/中島みゆき

    ルフィは仲間の自由を脅かす奴をぶっ飛ばす

    ルフィが【仲間】とか【友達】だと定義する人。

    その基準は、かなり緩いように見えます。

    すぐに「友達だ!」とか言っちゃう。結局、先の話で、ベラミーにも友達だと言っちゃうんですよね。

    その点は、なんか幼稚と言うか、アホっぽいと言うか。

    でも、その定義の範疇にある人の自由が奪われる時、ルフィは反撃する。

    ベラミーを一撃で地面に沈めたのも、クリケットが潜水病になる程に、海に潜り続けて手に入れた金塊を奪われたから。

    ベラミーVSルフィ

    出典:ONE PIECE/24巻/118p

    ベラミーVSルフィ「パンチの打ち方を知ってるかって?」

    出典:ONE PIECE/24巻/123p

    ベラミーを一撃で倒すルフィ

    出典:ONE PIECE/24巻/124.125p

    近代に活躍したフィンランドの作曲家が、こんな事を言っています。

    批評家のいうことに決して耳を傾けてはいけない。

    これまでに批評家の銅像が建てられたためしはないのだから。

    出典:ジャン・シベリウス

    そういうことです。